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機能強化・グリーンイノベーションのアプローチ

パワーエレクトロニクスの国際研究拠点の確立を目指して

京都工芸繊維大学では、これまで電気電子工学系の教員を中心に、パワーデバイスや情報伝送システム、センシングシステム等で独自の研究を行ってきました。近年、グリーンイノベーションが重要視されるなか、発電から送電、電力消費に至る各プロセスで効率化を図るパワーエレクトロニクスが注目されるようになっています。そのような追い風のなか、研究者の集積が強く求められるパワーエレクトロニクスの分野で、本学での国際的な研究拠点形成の先行事例を確立すべく、本事業を実施しています。

ユニット誘致に向けた具体的なアプローチ

具体的な分野としては、パワーエレクトロニクスをデバイス層、回路層、ネットワーク・システム層の3層構造に分け、また研究開発及び産業化への広がりを持たせるために、高効率情報伝送システム、先進的センシングシステムの2つの分野を設け、縦と横の有機的な連携で研究開発の基盤整備を進めていきます。

(1)パワーエレクトロニクスを通じたアプローチ
発電から発送配電、個別機器の電力消費の効率化。
(2)高効率情報伝送システムを通じたアプローチ
エネルギー消費を抑制した機器やシステムによる、より高速かつ大容量の情報伝送。
(3)先進的センシングシステムを通じたアプローチ
環境に即した最適エネルギー消費を進めるための、物理・化学・生体現象の電気信号への変換と、高度な情報処理。

図1 本事業のテーマ設定、3×3の技術階層構造

最終目標としては、スタンフォード大学や台湾の国立交通大学などのパワーエレクトロニクスで優れた研究成果を上げている大学などから研究ユニットを本学へ誘致し、国際的な研究拠点を確立することを設定しています。事業期間中の具体的アプローチとしては、ユニット誘致に関する準備、学生留学・研究者派遣、MOU・協定の締結、共同研究、シンポジウム開催などを想定し、すでにいくつかの実績を上げてきました。本冊子の3ページ以降で、以下のカテゴリで事業の取り組みを紹介していきます。

図2 本サイトの中で使われる事業内での取り組みのカテゴリ

本事業の全体像

図3 本事業の全体像